笑いで免疫力を高める
小林正観さんの「笑い」について
【私の大好きな話しシリーズ①】
小林正観さんは2011年に亡くなられていますが、年間300回以上講演されるそうで、その講演の音声にYouTubeで出会ったことが始まり。
その講演の内容は必ずと言っていいほどにダジャレのオンパレードです。
私は昔からダジャレがの面白さが分からず冷めているところがありました。
なので、正観さんのお話を聞いても心に入ってこず、なんか好きじゃないなぁと敬遠していたのです。
ですが、話しの内容は私がワクワクすることばかり。
なんだかんだで小林正観と検索してたまに聞いていました。
そしてとうとう私は笑ってしまうのです。
笑いとは肯定である
人に対して厳しい人、自分に対して厳しい人というのはなかなか笑わない。
ゆえに、笑いとは肯定だと言うのです。
肯定している人の周りにはどんどん人が集まってくることがあって、
これを皇帝と呼びます。大阪の方で肯定的な生き方をしている人は、物をつくるとどんどん売れます。買うてぇ。
こんな調子で無表情で淡々とダジャレを挟むのですが、すごく真面目な話の流れの時でもおかまいなしにダジャレを挟み、ダジャレを重ねて重ねて言われていた時に呆れてフッと笑ってしまったんです。皿洗いしながら。
一度笑えるとどんどん面白く感じて、いや、面白くなくても笑ってしまって、その時初めて、
面白いから笑うというのは初級者
面白くなくても笑うのが中級者
わけがわからずわからないまま笑うのが上級者
という正観さんの話が腑に落ちたのです。
そして正観さんは言いました。
どんなにおもしろい内容に対しても全く反応しない人がいる。
これを零級者(霊柩車)と呼ぶ。
初級者、中級者、上級者、さらに零級者が存在するということなので、皆さんは自分の損得勘定のためにも笑った方がいい。
と。最後の締めまでダジャレ。
そこで笑えた自分、なんだか心も身体も軽くなって幸せな気分になるのだから不思議。
笑うと免疫力が高まるというのは有名
ひと笑いで二千個のがん細胞消滅させることができるそうです。
普通の健康な人は二百万個くらいのがん細胞を持っている、ゆえに笑わないと損というわけです。そういうこともあって正観さんは講演中にたくさんのダジャレを言って笑っていただくそうですが、たまに絶対に笑わない人がいるのだとか。
そしてとうとう講演中に一度も笑わなかった人が講演会が終わってから正観さんへ質問に来られたそうです。(正観さんは笑わない人を講演中ずっとチェックしていたそうです 笑)
「私はリウマチ(神経痛)なんですけれども、医者でも、鍼灸でも、整体でも、マッサージでも全然治りません。どんな薬を飲んでも、どんな民間療法をやっても痛みがなくならない。どうしたら治るでしょうか。」
私は医者じゃないので治療はできません。また、治療の方法も言ってはいけないのですけれど、とりあえずこう聞きました。
「なんで全然笑わないんですか?」
「あっ見ていたんですか」
私は笑わない人だけずっと見ているので。
「二時間の間、一度も笑いませんでしたね」
と聞くと、
「痛くて笑えないんです」
と言う。だから
「笑わないから痛いみたいですよ」
と言うと、
「痛くて笑えないんです」
「笑わないから痛いみたいですよ」
「痛くて笑えないんです」
「笑わないから痛いみたいですよ」
「痛くて笑えないんです」………
大体八回この応酬がありました。これをやっかい(八回)な人と呼びます。
真剣に聞いているところで、やはりダジャレ。笑いました。
神経痛、リウマチの人の共通項は「笑わない人」とのこと。
神経が緩んでいないから痛い。なるほど。
笑うためには神経が緩むことが必要。なるほど。
だから笑うと心も身体も軽くなったように感じたようです。
小林正観さんの見方道で、どんなことも見方ひとつで笑えたり感謝できるほうへ
捉えることは、健康を支える技法だと私は思っています。
ねばならないを手放して、
楽しんでやっている今日この頃。
最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)